羅臼岳(北海道)1661m
2009年4月23日 曇り時々雪 2名
岩尾別8:10−9:20岩尾別温泉11:35-12:25オホーツク展望台−14:15極楽平
岩尾別に近い所でヒグマの親子に遭遇、しばらく観察したがチラッと目を合わせて去って行った。岩尾別温泉までは雪の無い車道を歩く。  前夜からの雪で廻りは雪景色。たっぷり二時間湯に入りゆっくりとする。
木下小屋から尾根に出ると、登山道は雪に隠れ判りづらい。 ヒグマ多発地帯で位置の確認する。
弥三吉峠などは確認できず極楽平方面へと向かう。  極楽平のどの辺りかはガスで確認出来ないが、風の少ない場所を選んでテントを張る。
2009年4月24日 ガス後晴れ 2名
極楽平7:25-10:35羅臼岳12:00-14:00三ツ峰-14:20羅臼平-15:10極楽平15:20-17:55岩尾別温泉-18:55岩尾別
午後から天候回復の予報で濃いガスの中出発する。 樹木は低木がまばらにある位でホワイトアウト状態。雪面のシュカブラは木の葉の様な形をしている。
傾斜が強まり岩が出てきた辺りで羅臼岳頂上への登りだと感じられる。  頂上ははっきりとしなかったが、もう高い所がないので頂上だと判った。頂上は意外と狭い。
ガスが切れそうでなかなか展望は完全には得られない。 1時間以上粘ったがあきらめて下山開始する。
極楽平への軽快な下山の筈であったが、この後羅臼側を彷徨い三ツ峰に戻るというハプニングもあった。  三ツ峰を少し下った辺りでガスは晴れ、すばらしい純白の世界が広がった。
羅臼岳もガスの中から顔を出す瞬間である。 ここの雪は汚れ無き真の白さである。
今度こそ極楽平への軽快な下り。 晴れ渡りつつある極楽平で一息つく。
車までまだ時間は掛かるがゆとりの表情に戻れた。 黄昏のオホーツク海、知床五湖を眺めながら下る。
岩尾別に近い車道から振り返れば、純白の羅臼岳から硫黄山の稜線が見える。  鹿の送別を受けながら夕闇迫る岩尾別へと戻る。
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