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前日利尻島に渡り利尻北麓野営場にテントを張った。午後の時間は近くのポン山まで登り、のんびりと時を過ごした。5時に登り始めるが、植生が北ア等とも、どことなく違う。 |
5合目あたりまでは展望は、まだ余り利かないが、北国の雰囲気を味わいながら登って行く。視野はまだ海岸線と長官山へ続く稜線を眺めるだけである。 |
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長官山へ出るとパッと利尻山頂上が飛び込んでくる。眺めは既に申し分ない。 |
ここからは常に本峰を目指して登るが、予想していたよりも残雪量はずっと少ない。 |
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9合目あたりからはザレ場登りとなってくる。 |
崩落地を横目に赤いザレ場地帯を登って行く。 |
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ザレ場を抜けるとローソク岩と頂上はもう間近い。 |
頂上付近に咲くキバナシャクナゲ。 |
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今度は海を眺めながらの下山。 |
西方の沓形、それに礼文島は低く立ち込める雲にさえぎられ眺める事は出来ない。後で解かった事だが、この雲の下は風雨であったそうな。 |
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オタ泊から礼文に渡る船便に間に合わないかと少し急いで見るが無理、替わりに沓形からの船にはまだ間に合うかもしれない。 |
キャンプ場に着くと頼んでいてくれたタクシーがすぐに来てくれ、悠々と沓形からのフェリーに間に合った。山と違い沓形は肌寒い風雨の中だった。 |