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| 前夜アルペ山荘に泊まり、予定通り行くか変更するか話し合ったが結局予定通り登る事になった。井手の谷川は傾斜も緩く滝が連続する事は想定できない。なめていたせいもあって、たった一枚の地図さえも小屋に忘れてきた。 | 40分程沢の中を歩くと右手に林道、変化の乏しい沢に見切りをつけ林道歩きを始めて、間もなく小滝。さらに少し歩いて右俣に滝が見られた程度でそのまま林道終点まで歩く。 | のとろはらキャンプ場からの歩道と合流し、仕事道を辿って行く。やがて道も終り徐々に傾斜も増して来る。ブッシュも段々と増えてきて、稜線が近付くにつれ猛烈になってくる。 |
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| 稜線はネマガリ竹が密生している。頂上とは確認できないが四等三角点が確認できた。ブッシュの中で何の展望も得られない。北東方向にピークが見えたので行こうとしたがブッシュのため途中であきらめる。 | 適当に北西方向の谷めがけて下山開始する。下りともなると密生していたブッシュもすぐに終る。やがて登りで利用した仕事道に出る。安心して下って行くと林道に辿り着く。 | 山小屋に帰ってきて、素麺を食べながら地図を見ても、この時点では頂上まで登ったかどうか解らなかった。帰ってきてじっくり地図を見ると、どうやら頂上まで登ったのは間違いなさそうだ。 |