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| お夏の墓に車を止め歩き始める。この先も林道は続いているが廃道状態となっている。 | ３０分歩いて林道の最深部。ここからヤブを少しだけかき分ける。水の流れを渡ると杉林となり、踏跡らしきものとなって稜線に上がれる。 |
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| 稜線からはより明瞭な踏跡、三原台方面へ巻く辺りが幾分判りにくいが、やがて八本越からの沢に出て登山道に合流する。少し歩くと見事な巨木に出逢う。 | 沢沿いの登山道はまだ貧弱で赤テープを探しながら歩くようになる。本流と別れると八本越は近い。八本越は樹林の中である。 |
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| 八本越からは刈り払われた根曲り竹の中を歩き、もう迷うことはない。低木に変わると頂上は近い。 | 頂上は根曲り竹で多少視界はさえぎられる。しかし大山、烏ケ山も望める。東と南方向は視界も良好である。 |
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| のんびりした後、下山へと向かう。紅葉は後一週間が見頃か。 | 一時間少々で林道まで帰り着く。明瞭な道ではないが登り二時間、下り一時間半はこの山の最短ルートであろう。 |