矢筈ケ山ヤブ沢登頂記
2003年7月21日 曇り 5人
香取8:50-9:30甲川-10:35滝-11:35昼食11:50-12:55矢筈ケ山-15:10香取
前日、津黒高原アルペ山荘に集合する。天気予報では20.21日とも雨だったが昼過ぎには上がっていた。

ベランダでビールを飲みながら和気さん調達の焼鳥。HP『私の山登り』の丸岡さん『MOCOの山日記』のMOCOさんも集まった。

本来は甲川遡行の予定だったが、梅雨明け前で甲川枝沢の矢筈ケ山への沢に変更した。

写真はヤブ沢出合付近より甲川上流。丸岡さんによると夏場はこの辺りの水量は極わずかだそうだが今日は多い。下流の廊下部分は遡行困難なほどの増水が予想される。雨水の関係で水温 は高い。

出合から約30分歩いたところで脇から8mの滝、さらに上部にも10m程の滝がかかっている。普段これらは涸れ棚かもしれない。

 

滝を過ぎて、まもなく水は伏流しブッシュが激しくなる。沢の中心が判らないほどで、右に左に歩きやすい所を選びながら進む。一人で登れるところではない、五人いればこそである。
甲ケ山が見える頃になると、体力も消耗してくる。自称かよわいPikarinは私にはついて行けないを連発。しかし稜線にたどり着くと、なぜ甲ケ山に行かないのか、一人不服そうであった。

矢筈ケ山に向かうことに他に意義をとなえる者はいない。

大休峠は落ち着いた雰囲気の、静かにくつろげる場所である。いつもは何がしかの収穫を得て帰るMOCOさんも、この日ばかりは木いちごをいくつか口にするだけだった。
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