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| 三ノ沢に着くとよく見た顔のWAKEさんが待っていた。昨日行動を共にした4人と別れ、今日は偵察だけという気楽な気持もあったが、これで登らなくてはいけなくなった。 | 十五個程の堰堤を過ぎると、ようやく自然の造作物だけとなる。沢は4本以上に枝分かれし南壁及び槍尾根に向って食込んでいる。 | 斜面が急になるにつれ、ガレはズルズルと滑る。槍尾根からの枝尾根に踏み跡は続いている。槍尾根が近づいてくるともう槍ケ峰は近い。 |
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| 槍ケ峰直前で槍尾根ルートと合流する。ここでHP「大山 憂撮会」のTさんに始めてお目にかかることができた。 | 槍の腹を巻くように登って裏にまわるとピークは目の前にある。東面から吹上げる強風でこの一帯だけがガスっている。 | キリン峠へのルートを下るがガスの下は最高の秋晴れである。 |
