錫杖沢〜錫杖岳 2168m
2006年9月16日 曇り後雨が降ったり止んだり 3名
槍見温泉6:55-8:35錫杖沢出合8:45-11:10南峰・P6コル-12:10錫杖岳12:15-14:10岩小屋-15:50槍見温泉
槍ケ岳の見える槍見温泉駐車場に車を置き出発する。クリヤ谷の登山道を進みクリヤ谷を二度目に渡った所にクリヤ谷の岩小屋。概念図を引っ張り出して見ると、進み過ぎているので少し戻り錫杖沢出合へ。  通過する時ここではと思った沢が錫杖沢であった。よく見ると足元には赤布がある。確信を得て錫杖沢に入る。  沢に入るとすぐに小滝が続きこれらを巻いたり登ったりしながら進む。最初の二俣は右に入る。赤布は所々にあるが錫杖沢のものとは限らないので注意して進む。
次のはっきりした二俣ではクライマーの姿を眺めながら左俣沢へ入る。  すぐにミニゴルジュとなって、これを通過すると難所はなくなってくる。  岩峰群と肩を並べるようになると稜線は近い。稜線が近付くにつれ、ややブッシュが多くなる。
コル付近が一番のブッシュ、すぐに終るが決して歩き易いというような踏み後ではない。  P3基部を飛騨側へ回り込む。赤布があるのでそれに従う。  コルから約1時間、頂上は狭く足を踏み外せば転落の危険は大。
頂上から眺めても岩峰のスケールは大きい。岩場の展望を楽しんだ後、すぐに来たルートを戻る。 雨で濡れた沢は滑りやすくなっている。  錫杖岩小屋で少し休憩。クリヤ谷までは後少しである。 槍見温泉に着いて入浴を済ますとさっぱりとした。  別働隊の3名と合流して双六キャンプ場のバンガローでくつろぐ。翌日の予定を残していたが、外は雨で段々と登る気力は失せてゆく。
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