桂 谷(高鉢山) 鳥取県河原町
2004年7月18日の記録  曇り  5人
三滝渓駐車場9:30-10:20F1-11:50営林署小屋跡-12:50昼食13:05-13:50稜線−14:10ピーク-16:35道-17:30駐車場
駐車場から10分で桂谷、そのまま5分ほど道をたどって入渓する。沢は大きくゴーロに始まる。  やがてF1に着き、ザイルを出してこれを登る。  すぐにF2の大滝。これは手前から巻き過ぎたため上部に展開する2.3個の滝も同時に巻いてしまった。
再び沢に下降すると、すぐに緩やかな滝。  登りやすい二段11mの滝。この上に小屋跡があり不明瞭な道が横切る。  小屋跡から上部はナメが点在し歩き易くなる。
水流も細くなりはじめる階段状の滝。  手掛かりは目で追えるが、滑りそうな色合いに右脇から登る。この先で沢はブッシュに覆われたかに見えたが、ブッシュをくぐり抜けるとまた歩き易くなる。  やがて水は涸れ、容易な涸滝を登り詰めていく。猛烈なブッシュを予想していたが少しの労力で稜線に出る。
高鉢山まで最短のピークまでのヤブはさほどではない。しかし高鉢山まで300mの往復は諦め、ブッシュの尾根を下降する。  途中枝尾根に入り込み、桂谷へ下降してしまう。懸垂下降をしながら小屋跡の道へ向う。  道は夏草が繁り足元が判りにくい。一時間弱で駐車場に着くことができた。
』   地域研究報告因幡の山やま 鳥取県東部山岳研究会議編 

林道終点の駐車場から200mほど沢沿いにつけられた道を辿ると一本橋があり、桂谷はすぐ下手で本流と合流している。二万五千分の一地形図には滝の記号が一つ入っているが現実にはもっと多く、そのほとんどが直登出来るものでなかなか面白い沢登りが出来る。帰路はF8の上あたりを横切っている植林用の道を利用出来る。

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