来見野川支流諸鹿谷(陣鉢山)鳥取県若桜町
2004年6月13日の記録  晴れ  4人
諸鹿10:00-12:00上部二俣12:15-13:10稜線-14:05頂上14:15-チガ谷16:20-17:40林道-16:35諸鹿
諸鹿集落の広場に駐車する。10分程で諸鹿谷出合に着く。谷沿いに踏跡がありしばらくこれを辿る。下流部は広く変化に乏しい。  沢、踏跡と交互に歩く感じでようやく5mの斜瀑に到着する。  すぐに6mの滝、これは左端を登るのが労力が少なくてすむ。
ナメ、少し歩くと二俣に着く。  二俣の滝を越えるとすぐに伏流となり、傾斜は強まる。再び水流はあるが極細い。  小滝を越えやがて最後の滝に到着する。すぐ水は無くなり、尾根までのヤブコキになる。
尾根上のブッシュは頂上手前の少しの間が手強い。頂上は少し切り開かれているが展望はほとんど無い。  諸鹿谷東の尾根を下るべく出発したが、途中小さな枝尾根に入り上部では居場所がはっきりしない。以後チガ谷を目安に下降する。中間あたりからチガ谷をいよいよ下降する。  一時間少々でようやく林道にたどり着く。諸鹿谷は沢登りとしては少々ものたらないが、山慣れしたものには、登頂ルートとして選択できる。 林道脇に見られる顕著な柱状摂理。
諸鹿谷』   地域研究報告因幡の山やま 鳥取県東部山岳研究会議編

諸鹿の集落の中を通り、陣鉢山の肩に突きあげている谷である。村から見上げると相当深く、険しい谷を思わせる。しかし滝はそんなに大きなものはなく、ほとんどが直登可能である。陣鉢山ルートをこの谷にとれば面白い山行となろう。 

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