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旧道を数百メートル入った辺りまで除雪はしてあった。そこで以前M岡さんと一緒に登ったこともあるN波さんとも出会うことが出来た。N波さんは三の丸ということで、我々とは行き先が少し違うので先に行ってもらった。 |
スキーを履いて戸倉峠までは30分、はるか向こうに目的地らしき山が見えたが実際はまだ先だった。長い林道歩きの始まりである。 |
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高い位置にある林道からは東山、くらます、それに三室山の展望が良い。 |
小刻みに曲がりくねった林道に自分達の位置もはっきりしない。 |
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2時間半も歩いたのだから、もうこの辺りだろうとスキーでも登れる緩やかな尾根に取り付く。もう目的地は近いと思い昼食も済ます。下山して来る登山者に尋ねると三の丸からだと言う。ようやく取り付き尾根を早まった事に気付くことになる。 |
目的地ではないが三の丸に向かうしかなくなってしまう。樹林が終わるとホワイトアウトで何も判らない。しかし登りは方向を間違えなければ高い方へ向かえばいいので楽だ。 |
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薄れ掛けたスキーのトレースはあちこちにある。頂上で小休止後ゆっくりと滑りながら降りるが、やはり歩くのとはスピードが違い、気が付けばわかさ氷ノ山スキー場方向へ向かっていた。 |
登り返し、戸倉方面のルートを求めるがなかなか判らない。途中出会ったスノーボーダーに尋ねたがさらに惑わされる結果になってしまった。磁石で方向のみを頼りに進むと赤旗を発見し正規ルートに戻ることができた。 |
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一時間余りのタイムロスになった。樹林に入るとクロカンスキーでは転倒を繰り返しながら滑ることになる。 |
ようやく林道まで辿り着く。ここからは転倒もなく、クロカンで歩いたり滑ったりで帰れる。 |