折立入山-赤木沢-黒部五郎岳
2003年8月1日 晴れ 3人
折立7:40-9:30三角点-12:45太郎平12:50-3:15薬師沢小屋-5:00ビバーク地点
前夜発、殆んど眠ることなく折立に到着する。メンバーは和気、MOCO、鈴木の三名、早々に支度し歩き始める。 三角点までは約二時間、ここからは展望も開かれ、歩きやすくなる。

緩やかな尾根道を展望を楽しみながら歩き、三時間少々で太郎平に着くことができた。いよいよ黒部源流に向かっての下降である。せっかく登ったのにもったいない下降であるが赤木沢に向かうには仕方がない。

薬師沢小屋からは黒部源流の左岸をたどる。途中二箇所高巻き、渡渉地点となる。夕刻の水は冷たく、この辺りでビバ-クする。


2003年8月2日 晴れ
ビバーク地点7:05-8:10赤木沢出合-10:10大滝10:30-11:40昼食12:50-13:00稜線-15:35黒部五郎岳15:50-16:40カールにビバーク

 出発と同時に水に入るが、身を切る冷たさだ。何度か水に入るが腰まで入ることはない。ビバーク地からは一時間弱で赤木沢に到着。入口はさほど広くなく、これが赤木沢かと思える程である。黒部源流本流には幅広い3mの顕著な滝がかかっているのでそのすぐ手前である。
谷に入ってすぐ、前方に美しい斜瀑の連続が眼に入ってくる。岩は堅く左右どこからでも登れる。  さらに斜瀑は連続し、谷は明るく開けキスゲの花が彩りを添える。
先頭を歩いていると岩魚が走るのを何度も見ることができる。  大滝を高巻くだけで、全ての滝は緩く快適に通過できる。
左俣源頭部、お花畑に寝転びくつろぐ。人の少ない場所だからこそ出来る技である。  黒部五郎岳登頂後キャンプ地に向かう。しかし、結局五郎岳のカールでビバークとなる。昨日とは雲泥の差の快適なビバークとなった。
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