三徳山(鳥取県・三朝町)899m
三徳山頂上への道は岩山とはいえません。多くのガイドブック等で投入堂までが三徳山として、紹介されているを見て残念に思いここで取り上げておきます。
三仏寺から投入堂までの登山は、クサリ場、岩場もあり一部悪場もあるようです。しかし、本当の頂上は投入堂から南へ1.5kmの地点、標高差でまだ400mあります。この頂上を目指すのは、投入堂からではなく、南面の神倉集落から登ります。

冠巌の望める駐車場に車を置く。冠巌は岩登りのゲレンデとして登られていたが、今は人影を見ることもないようだ。神倉集落の上部を東に伸びる舗装道を歩く。300mも歩くと地道に変わり作業車しか通れないような道になる。里の秋を楽しむような、ゆったりした道もやがて終わり、山道に変わる。

登山道としての標識はない。送電線鉄塔のある小尾根に向かって徐々に傾斜は増す。  樹林の切れ間に顔を出す、大山、烏ケ山、蒜山も望める。
鉄塔まで山道はあり、苦労することはない。鉄塔上部100m程がヤブコギとなる。  頂上近くは樹林に覆われヤブコギの苦労は少ない。頂上の視界はなく、この山が登られない訳も解る気がする。
参考コースタイム 正規の登山道がないため、登り2時間、下り1時間が目途になると思います。  2002年11月17日
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