五葉谷(高山)鳥取県河原町
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2003年9月27日の記録 曇り 
三滝渓9:55--11:15上部林道--11:30スラブ滝終了点11:50--12:10高山12:25--1:10林道1:35-2:40三滝渓
三滝渓林間駐車場の向かいの谷がすぐ五葉谷である。出合には小滝がありすぐ判る。  いきなり小滝が連続し期待させてくれる。しかしすぐ現在工事中の林道に突き当る。
林道上部も小滝が連続する。『因幡の山やま』にある15m2段滝というのは林道でつぶされたのか見当たらない。  小滝群が終わると谷はやや開けゴーロ状の斜面登りが゜多くなる。
再び上部に工事中の林道が見えてくる。林道から東へ500mの地点に、これも最近整備されたと思われる高山への登山道がある。  林道から上部は、小さな谷筋となって二つに分かれているが、右俣にルートをとる。ここから滝ともスラブとも判別のつかない急登が続く。
水流が途切れるあたりで右手の小尾根に逃げる。しばらくヤブコギの急登にあえぐ。忠実に尾根を辿って行くとドンピシャで高山頂上となる。  頂上から整備されたばかりの登山道を下る。林道に出るが、まだ三滝渓には通じていない。やむなく五葉谷下部を下る。
 『五葉』   地域研究報告因幡の山やま 鳥取県東部山岳研究会議編 

三滝林道終点から二百mほど下流に、高山へ突き上げている二本の急峻な沢がある。下手の沢は高山谷で合流点には二○mの虹ケ滝が深い滝つぼを穿っている。二mのナメから始まる上手の沢が五葉谷である。地元の人の話では、五葉松が多いからだとのことだ。

五葉谷と云うのは落河内の詰まりにあると「因幡誌」に記してある。ここもやはり五葉松が多いところからきた名称だと云うが、それがどの沢になるのかは分からない。

この沢は幅が狭く急で、最初からナメや滝が連続し、そのほとんどが直登出来る。岩登りの初歩を終えた人には楽しい沢登りが味わえるであろう。

上へ 五葉谷遡行図