ヒヨ谷(北谷左俣・高鉢山)鳥取県佐治村
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2003年9月15日の記録  晴れ
駐車場所11:25--12:50二俣--1:30引返し地点--3:15駐車場所
水門から5分も歩くと小ゴルジュ。明瞭な踏み跡があるのでこれを巻いて入渓。すぐに小滝、  沢は穏やかで明るい。小滝付近には必ず踏み跡がある。
左から5mの滝を見て、進むと小滝の連続地帯となる。いづれも数mで問題はない。  なおも小滝を通過していくと、チョックストーンと倒木のつまったゴルジュ。これらを利用して簡単に越せる。
左から取り付き水際へ、落ち口付近は緊張する。すぐに二俣となるが、沢筋も徐々にブッシュに覆われはじめる。  黒々とヌメった7mの滝。右側が登れそうだが、単独でもあり慎重をきして左側から巻く。上部は小滝が連続するが、いよいよブッシュに行く手を阻まれてしまう。
沢の中にミョウガの群生がある付近で引き返すことにした。下降はザイルを使用するので慎重を要する。
 『ヒヨ谷』   地域研究報告因幡の山やま 鳥取県東部山岳研究会議編 

尾際谷林道終点より北谷を遡ること30分、左手より一番に合流するのがヒヨ谷である。取付からしばらくは薄暗いゴルジュ帯が続くが左岸に植林用の道が通じており、興味は半減する。上部はブナ、トチ、カエデ等の原生林が美しく展開するが沢そのものは二〜三mの滝が所々に現れるだけで、本流と比べ地味な沢である。

上へ ヒヨ谷遡行図